
おしえて執事くん(デザート)
©︎眞生みち/講談社
「わかったら浮気すんなバーカ」
ずっと執事の花柳に片想いしている綺香。
何度もアプローチをしているのに、花柳には全然響いてなさそうで…?
(パルシィより引用)
いきなりですが、このセリフ、気になりませんか?
「わかったら浮気すんなバーカ」
『おしえて執事くん』1巻より
これは、今デザートで大注目の、
眞生みち先生の『おしえて執事くん』に出てくる
クールな執事・花柳善一郎のセリフです!
「片想いお嬢様×クール執事の可愛すぎる主従ラブコメ♡」
というキャッチコピーの通り、
お嬢様・綺香の一途でストレートなアプローチと、
それをさらりとかわす(ように見える)花柳のやり取りが最高に焦ったいんです!
あなたもこの可愛い主従ラブコメの世界を覗いてみませんか?
基本情報
| 初版発行日 | 2025年9月12日 |
| 作者 | 眞生みち (Michi Masaki) |
| 既刊/配信済話 | 1巻(4話)/7話まで配信 |
| ジャンル | 少女漫画 |
| 掲載誌/レーベル | デザート |
『おしえて執事くん』主な登場人物
漫画『おしえて執事くん』の登場人物をまとめました。
鳳堂綺香
鳳堂財閥の一人娘。17歳の女子高生。花柳に一途に恋をする。
素直で正直。
花柳善一郎
綺香の執事。21歳の大学生。執事見習いの時から綺香に仕えている。基本無表情。
いすみ
綺香が同級生に招待された交流パーティーで知り合う。
【第1話あらすじ】ご理解頂けますか?
花柳は綺香の4つ年上で執事見習いの頃から彼女の側にいる。
母を亡くし、父や爺やから甘やかされて育った綺香にとって、初めて対等に向き合ってくれたのが花柳だった。
それから綺香は繰り返し想いを伝えてきたが、花柳はいつも飄々としていて何を考えているか分からない。
ある日、花柳の気を引こうと綺香は定例パーティーに参加するが、社交の場に疲れ、ひとり壁際に座ってしまう。
そこへ青年・いすみに声をかけられて穏やかな時間を過ごし、距離が縮まりそうになった時⏤⏤
突然花柳が現れ、門限を理由に綺香の手を引いて連れ出す。花柳に連れられながらも軽く礼を述べてその場を離れた綺香を、いすみは呆気に取られながら見送った。
帰り道、綺香は花柳の態度を問いただす。すると執事としての立場を守ろうとしながらも、これまでの想いを言葉にする花柳は、彼女のネックレスにそっと口づけたあと、耳元で囁く
「わかったら浮気すんな ばーか」

胸キュンと衝撃!『おしえて執事くん』第1話の3つの見どころ
お嬢様と執事の特別な関係性
この物語の魅力は、主人公・綺香と執事・花柳の「主従関係」に隠されています。
彼女は母を亡くし、周囲から甘やかされて育てられ、人と人の間に溝を感じるようになっていました。
しかし、花柳だけは彼女に初めて対等に向き合いました。
この特別な出会いが、二人の間で複雑な感情を育んだことがわかります。
一見クールに見える花柳が、綺香の言葉に耳を傾け、彼女をひとりの人間として尊重する姿勢は、読者の心を掴む大きなポイントです。
嫉妬に燃える執事のギャップ
1話の後半では、花柳の意外な一面が描かれます。
パーティーで別の男性(いすみ)と親しく話す綺香を見て、花柳は門限を理由に彼女を連れ出します。
この行動は、執事としての責任感から来るものに見えますが、その後の「浮気すんな」という言葉や、ネックレスへの口付けから、彼の行動が単なる職務ではないことが明らかになります。
クールで何を考えているかわからない花柳が、感情を剥き出しにして嫉妬する様子は、彼の人間らしい魅力が際立つ見どころです。
ネックレスに秘められた真意
第1話のラストは、花柳が綺香のネックレスに口付け、耳元で囁くシーンです。
これは彼がこれまで言葉にしてこなかった、綺香への深い想いを表現しています。
執事という立場上、自分の気持ちを公にすることはできない。しかし、二人の間でしか通用しない特別な合図として、花柳はそっと想いを伝えたように感じます。
ネックレスへのキスは「忠誠の誓い」「敬愛」などが考えられています。直接は触れられないからこそ、ネックレスを通じて想いを伝える、という花柳の秘めた想いが感じられる1話最大の見どころです。
【徹底考察】『おしえて執事くん』執事の切ない本心
漫画『おしえて執事くん』1話を読んで、どのような感想を抱きましたか?
花柳を一途に想うお嬢様・綺香と、彼女に仕える年上の執事・花柳。
第1話では、二人の間で揺れ動く複雑な感情が丁寧に描かれていました。
今回は、花柳のセリフや行動を深掘りし、この物語が持つ魅力について考察していきます。
9年間続く、報われない片想いと特別な絆
物語の根底にあるのは、綺香の9年間にわたる花柳への一途な想いです。
母を亡くし、周囲から過剰に甘やかされてきた綺香にとって、初めて対等に接してくれたのが花柳でした。
この特別な出会いが、彼女の心に深い愛着を抱かせ、それからずっと想いを伝え続けています。
しかし、花柳はいつも敬語を崩さず、執事として丁寧な距離を保っています。
綺香からの毎日続くアプローチも受け流し、「主とは交際できない」とはっきり線引きしています。
この報われない片想いこそが、読者の心を揺さぶる大きなポイントだと考えます。
クールな執事の「嫉妬」に胸キュン
第1話の最大のハイライトは、花柳の独占欲が垣間見えるシーンです。
パーティーで綺香が青年・いすみと笑顔で話すのを見た花柳は、門限を理由に彼女を連れ出します。
この行動の背景には、執事としての責任感だけでなく、別の感情があるように見受けられます。
普段、冷静で感情を見せない花柳が、綺香といすみが楽しそうに話す姿を見て、明らかに動揺し、衝動的に行動に出ているのがわかります。
この突発的な行動こそ、彼の中に秘められた独占欲と、綺香を失うことへの焦りを示しているように思います。
特に注目すべきは、「なぜ私がここまで綺香様にお仕えしているとお思いで?」というセリフです。
この問いかけは、単なる主従関係を超えた、綺香への深い想いを示唆しています。
この言葉は、彼の心の中の葛藤と、それでも抑えきれない愛情が溢れ出した瞬間と言えるでしょう。
クールで何を考えているかわからない彼が、明確な感情を剥き出しにした瞬間。
この普段とのギャップが、花柳というキャラクターの魅力を一層引き立て、読者の心を揺さぶるポイントとなっています。
ネックレスに隠された葛藤
物語のラストを飾るのは、花柳が綺香のネックレスにキスをし、「わかったら浮気すんなばーか」と囁く胸キュンなシーンです。
この言葉の裏には、彼の複雑な葛藤が隠されています。
花柳は「財閥の一人娘で高校生のあなたに一介の執事が言い寄ることなどもってのほかだ」と口にしています。
これは、執事という自分の立場と、綺香との身分の差を強く意識している証拠です。
彼は、社会的な立場や世間体を考えて、綺香への想いを素直に表現することができません。
そんな彼が、綺香がいすみと親しくしているのを見て、ついに感情を抑えきれなくなります。
「ばーか」という言葉には、複雑な感情が入り混じっているように思います。
それは、9年間も綺香は想いを伝え続けてくれているのに、なぜ花柳の気持ちには気づかないのかという苛立ち。
そして、まるで自分の恋人に「他の男に気を許すな」と言い聞かせるような独占欲。
この一言は、普段抑えつけている「一介の執事」ではない、一人の男性としての本心を表しているのではと考えます。
『おしえて執事くん』第1話まとめと無料で読む方法
普段はクールで感情を表に出さない花柳が、初めて見せた「嫉妬」や「独占欲」。
これらの感情は、彼がどれだけ綺香を大切に想っているかの証拠です。
第1話だけでも、二人の関係性の深さや、花柳の隠された本心が描かれており、今後の展開から目が離せません。
この先の物語で、二人の関係はどのように変化していくのでしょうか?展開が楽しみです♪
『おしえて執事くん』を今すぐ読むには?
いかがでしたでしょうか?
花柳と綺香の焦ったい関係性に、心を掴まれた方も多いのではないでしょうか。
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