

この記事では、
『おしえて執事くん第8話』の内容が気になる方のために、
あらすじ・見どころを感想を含めてまとめています!
前回、運動会で足を怪我してしまった綺香。そして突然の雨で花柳と二人雨宿り。
自分がもし男子校生でも綺香の元に駆けつける、と伊純に対抗してみたり
気軽に名前で呼び合える立場の伊純にやきもちを妬いて「綺香」と呼び捨てしてましたね
花柳は、綺香に「ありもしない想像よりも今がいちばんうれしいって思ったの」という言葉が心に響いていたように思います。
第8話
雨で冷え、風邪をひいてしまった綺香。いつもは厳しい花柳ですが、この日はお姫様抱っこで彼女を運び、食事を「あーん」で介助するなど、驚くほど献身的に看病します。
綺香はそのあまりの優しさに戸惑いながらも、安心して深い眠りにつきました。
夢の中で綺香は、9年前の記憶を辿ります。
反抗期だった少年時代の花柳は、綺香が描いた似顔絵を「似てない」と突き放しますが、その真意は「随分かっこよく描いてもらったから(自分には似ていない)」という照れ隠しでした。
母を想い寂しがる綺香を抱き寄せ、罰を受けるのを承知で共に眠ってくれた彼の優しさは綺香にとって大切な宝物となりました。
翌朝、熱が下がり目覚めた綺香の傍らには、一晩中手を握り付き添っていた花柳の姿がありました。
彼は「執事だからこそできることもありますね」と吹っ切れたような満面の笑顔を浮かべます。
元気になった綺香は、再びいつものように「あーん」をねだりますが、花柳は「自分で食べられるでしょう」といつものクールな態度で朝食の準備へと戻るのでした。
第8話:感想と見どころ
雨に濡れ、風邪をひいてしまった綺香。第8話では、心身ともに弱った彼女を待っていた、花柳による「怒涛の看病タイム」が描かれます。
現実とは思えない!?花柳の「あまあま」な看病
いつもはクールで厳しい花柳ですが、今回は別人のよう!
足の怪我を気遣ってのお姫様抱っこに始まり、食事はまさかの「あーん」。
寝るまでずっとそばにいてくれるその献身ぶりに、綺香も「夢じゃないかしら」と戸惑うほど。
読者としても、普段とのギャップにニヤけてしまうシーンが満載です。
9年前の回想:不器用すぎる花柳の優しさが「宝物」
安心して眠りについた綺香。場面は、9年前の回想にうつります。そこには絶賛反抗期中の花柳がいました。
回想の内容
- 似顔絵事件: 精一杯描いた絵を「似てない」と突き放す花柳。でも、後から「随分かっこよく描いてもらったから」と照れながら謝る姿には、彼の「不器用な優しさ」が詰まっていて胸を打たれます。
- 寂しい夜の添い寝: 亡き母を想って泣きそうな綺香を、何も言わずにぎゅーっとして一緒に寝てくれるシーンは、まさに「エモくて可愛い」の極み!
- 「好き」と「嫌い」のループ: 素直じゃない彼に腹が立つこともあるけれど、その裏にある温かさを知っているからこそ、綺香にとっては彼との記憶がすべて「宝物」なのだと感じさせてくれます。
「執事だからこそ」見せた満面の笑顔
夢から覚めると、そこには一晩中手を握ってくれていた花柳の姿が。
今回、過去の自分を振り返り、今の立場を改めて受け入れた花柳が放った一言
「執事だからこそできることもありますね」
そう言って見せた吹っ切れたような満面の笑顔!
この時の花柳の可愛い笑顔に綺香と一緒に読者もキュンとさせられること間違いなし!
執事という壁を越えようとするのではなく、その立場だからこそ守れるものがある……そんな彼の覚悟が感じられる名シーンでした
まとめと今後の展開予想
風邪というハプニングを通じて、昔も今も変わらない花柳の「根っこの優しさ」が再確認された回でした。ラスト、元気になった途端にいつもの距離感に戻るやり取りも、この二人らしくて微笑ましいですね。
次は病み上がり。また一つ絆が深まった二人の関係が、今後どう進展していくのか楽しみです!
今後の展開予想
第8話で「執事だからこそできることもある」と吹っ切れたような笑顔を見せた花柳。
この変化は、彼がこれまでの葛藤を捨て、「執事という立場を最大限に利用して綺香を愛し抜く」という覚悟を決めたターニングポイントではないでしょうか。
今後の花柳は、一貫して「完璧な執事」として綺香を支えながら、その枠組みの中でより大胆に自分の気持ちを表現していくと予想します。
これまでは、恋愛感情と職務の間で揺れるがゆえに素っ気ない態度を取ることもありましたが、これからは「これは執事としての務めです」という大義名分を盾に、誰よりも近い特等席から綺香を独占する「確信犯」的な振る舞いが増えていくことを期待します!
素直じゃない優しさはそのままに、より深く、より揺るぎない「執事としての愛」がどう描かれていくのか、二人の進展から目が離せません!

