「クズなのに、なぜか惹かれる」
「絵が素敵」
沼落ちする人続出…！！！
今回は、重版も決まった話題作『とことんクズな渡良瀬なのに』を読んでみました！
あらすじや見どころを紹介します！
とことんクズな渡良瀬なのに（１） （別冊フレンド）
©︎ナカガワパリ／講談社
「そんなことされたらさぁ、スイッチ入っちゃうよ？」 “きゅん”とする恋に夢みる女子大生の、ののか。田舎から上京して、お笑い芸人のお兄ちゃんと一緒に暮らす家に行くと、そこにはお兄ちゃんの相方で、クズで話題の渡良瀬（わたらせ）もいた！ 女の子大好きだし、距離感も近い危険人物！のはずなのにーー!? お笑い芸人No.1モテ男と、“ガチ恋してはいけない”同居生活！
| 初版発行日 | ２０２５年５月１３日 |
| 作者 | ナカガワパリ |
| 既刊 | 1巻 |
| ジャンル | 少女漫画 |
| 掲載誌／レーベル | 別冊フレンド |
『とことんクズな渡良瀬なのに』主な登場人物
漫画『とことんクズな渡良瀬なのに』の登場人物をまとめました。
まだ始まったばかりの新連載ですので、第1巻時点では登場人物は少なめ。
これからどんどん魅力的なキャラが登場してくると思いますので、改めて紹介していきたいと思います！
・花沢ののか（はなざわ ののか）…「キュンとする恋」を夢見て、進学とともに田舎から上京した大学1年生
・渡良瀬純太（わたらせ じゅんた）…大人気芸人「ドラゴンランド(通称：ドララン)」でののかの兄とコンビを組んでいる。女の子大好きで”500人斬り”と言われるほど遊びまくるクズ人間
・花沢兄…名前の公式発表不明(2025年7月時点)。渡良瀬の相方でののかの兄。
・ココス…ドラランと同期の女芸人。ロリータ系のファッションで結構サバサバした性格。ののかのことを心配してくれている
『とことんクズな渡良瀬なのに』1話〜４話あらすじまとめ※一部ネタバレあり
『とことんクズな渡良瀬なのに』は、タイトル通りクズ男と、そんな彼に振り回される女の子の、危険だけど沼ってしまう同居ラブです。
渡良瀬は裏表なく人たらしでテキトーな男。でもどこかののかにだけは特別な優しさを見せてくれるような…？と思ったらやっぱりクズ行動。キュンキュンさせて期待させるくせにとことんクズ！
ヒロインだけでなく読者までそんな気まぐれな渡良瀬に振り回されて、気づいたら堕ちてるかも…？
気になる物語のあらすじをざっくりわかりやすくご紹介！！
『とことんクズな渡良瀬なのに』1話あらすじ
花沢ののかは、北海道の村で幼稚園から高校まで同じ友達と過ごし、恋愛とは無縁のまま18年間過ごしてきた。そんな彼女が大学進学を機に上京し、芸人として活躍している兄のアパートで一緒に住むことに。しかし中から出てきたのは⏤⏤兄の相方である渡良瀬だった。
テレビでは”500人斬り”の異名を持つ渡良瀬に、ののかは最初は警戒心を抱く。しかしバイトへ行く道で迷った自分を助けてくれたり、ネットの口コミでは「顔だけ」と言われていることを知り、徐々に印象が変わっていく。
ある日、兄の紹介でお笑い番組のスタッフをすることになったののか。
初めて生で見た漫才師としての渡良瀬。本気で漫才に向き合うその姿に心を奪われ⏤⏤。
『とことんクズな渡良瀬なのに』2話あらすじ
渡良瀬にお笑いライブのチケットをもらい、劇場へ向かったののか。
そこで見たのは、入り待ちで渡良瀬を囲む女性ファン達。
誰にでも優しく、拒まない渡良瀬を見て「自分だけが特別じゃない」と感じたののかはその場を離れる。しかし、突然ナンパされ、連れていかれそうになった瞬間、現れたのは渡良瀬。
自分に注目させてののかから注意を逸らせると、あっという間に渡良瀬の周りには人が集まってきた。
周囲を巻き込んで笑顔にしてしまう様子に、自分とは住む世界が違うと感じるののか。
その後、渡良瀬に連れてこられたのは、劇場の客席ではなく舞台袖。
今だけは距離を置きたい⏤⏤そんなののかの思いを遮るように、渡良瀬は強引に唇を奪った。
『…「遠くから」って何？ ちゃんとそばで見てろって言ったじゃん』
『まぁ…これでもう 目ぇ離せないと思うけど』
『とことんクズな渡良瀬なのに』(ナカガワパリ/講談社)1巻より引用
『とことんクズな渡良瀬なのに」3話あらすじ
キスされたことでののかは渡良瀬を意識しまくっているが、渡良瀬はいつも通りののかにちょっかいをかけて楽しんでいる。反応を面白がっているだけだと思ったののかは渡良瀬を避けてしまうが…。
ある日、ドラゴンランドの二人が3日間の大阪出張に。そんな中、ののかが熱を出してしまう。
一人ベッドの中でラジオを聴いていると、渡良瀬の声が。ののかのことを”子犬”に言い換えて「ほっとけない」と話している。
いつの間にか寝ていたののかが目を覚ますと、隣には大阪に行ったはずの渡良瀬の姿が。実は風邪の前兆に気づいていた渡良瀬はわざわざ大阪から様子を見にきていた。
素直になれないののかに渡良瀬はキスをする。
クズだってわかってても、もう手遅れかもしれない。
渡良瀬はずるい
…私のドキドキに 気づいているくせに
私のことなんて 好きじゃないくせに
私の気持ちを 絶対に放してくれない
『とことんクズな渡良瀬なのに』(ナカガワパリ/講談社)1巻より引用
『とことんクズな渡良瀬なのに』4話あらすじ
後輩のライブ配信のゲストとしてリモート出演する際に、画面に映り込まないようにとののかを膝枕したり、くすぐったりと相変わらず反応を楽しむ渡良瀬に振り回されるののか。
そんなある日、渡良瀬を含む芸人仲間たちの飲み会に、ののかも流れで参加することに。
飲み会の場では、同期芸人のココスに「渡良瀬は好きになっちゃダメ」と釘を刺されるののか。
後輩芸人のネタに素直に笑うののかを、どこか複雑な表情で見つめる渡良瀬。
その後ののかが口説かれそうなところを間に割って入り、彼女を連れ出すと、二人きりになった夜道で、「他のやつに、ののかの笑った顔とられたくない」と真剣な表情で告げる。
揺さぶられないように「芸人としてのプライドだから」と自分に言い聞かせるののか。
少しは自分に揺さぶられてほしいと思い、渡良瀬の胸ぐらを掴むとキスしそうなほど引き寄せてからかってみせるが、逆に近距離で見つめられ、逃げるようにタクシーを降りるののか。
ののかがタクシーから降りた後、渡良瀬は一人、深く思いに耽っていた。
『とことんクズな渡良瀬なのに』1巻の感想と考察
「キュンとする恋」に憧れるののかだけど、最初に出会ったのが渡良瀬ってゆうハイレベルな相手。
渡良瀬は芸人ってこともあり、自分がしたことで相手が怒ったり笑ったり反応をみるのが好きで、ののかにもちょっかいばかり。
だけどののかが困ってる時には助けてくれて、一人にしないでくれて、とにかくののかに優しい。
クズだけど、人たらしだけど、そんな一面にののかは惚れちゃったんだろうと思います。
一方渡良瀬の方は、「顔だけじゃない。お笑いもすごかった！」とストレートに褒めてくれるののかに、心を動かされてそうな描写がありました。
世間から「顔だけ」と言われすぎで麻痺していたけど、ののかのその言葉に多少救われたのではないかな、と。
ラストは渡良瀬の物思いに耽る絵で終わっていました。他の人に笑顔をみせるののかを見て妬いちゃったところを見ると、渡良瀬の中で何かが変化してそうです！！
渡良瀬が自分のことに鈍感そうなので、じっくり見守っていきたいと思います！
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