【第3話】『頼くんとヨリを戻すわけには!』頼くんの本音が明らかに…?

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新キャラ登場!映研サークル4人目の新入生!

岡野 ゆあり(Yuari Okano)

映研サークルの1年生仲間。新歓飲み会で初登場し、

元彼と一緒にサークルに入った初帆に「やばいね!」と笑顔で容赦ない言葉をかけている。

黒髪ロングの気さくで明るい雰囲気を持った女の子。

【3話あらすじ】タイムリープは使えない

本記事のあらすじは筆者による主観的な要約となっております。一部ネタバレも含みますのであらかじめご了承ください。

映画研究会を見学した初帆たちは入部を決め、新歓飲み会に参加することに。

バイトで不在の頼からは、なぜか自宅の鍵を預かることに。

飲み会では志門が初帆と頼の中学時代の話を暴露し、頼のいない場が気まずくなる。

帰り道で頼と合流した初帆は鍵を返すが、

頼は「タイムリープごっこ」と称して初帆の手を取り、中学時代の付き合っていた当時の気持ちを語る。

忘れたはずの想いが揺らぐ中、頼の部屋の前で「話し足りない」と誘われ──。

感想&見どころを深掘り!

頼くんの本音を聞いたことで、初帆の気持ちはますます複雑になります。

自分は頼くんを忘れるために新しい出会いを求めていたはずなのに、

彼も同じように“忘れようとしていた”と知って胸がざわついてしまうんです。

もう終わった関係のはずなのに、どこか懐かしくて、優しくされると心が揺れる──

そんな初帆の戸惑いや、素直になれないもどかしさが丁寧に描かれていました。

特に印象的だった点と、それに対する感想をいくつか述べさせていただきます!

頼くんの「油断すんなよ」からの猛攻

第2話の最後に頼くんが言った「次はほんとにするから。油断すんなよ」というセリフ通り、

第3話では頼くんの「油断ならない」行動のオンパレードでしたね!

サークルへの強引な参加

「初帆とおんなじサークル入る」と、初帆ちゃんの「出会い探し」という目的を根底から崩しにかかるところ。

「未来の彼女」発言

元カレだとバラさない約束をした直後に「未来の彼女です。今口説いてます」と宣言する大胆さ!サークル内で初帆ちゃんへの独占欲をアピールし、他の異性の視線を牽制しているのがミエミエで、初帆ちゃんの言う通り「出会いを遠ざける気しかしない」のですが、読者としてはこの強引さがたまりません!

初帆の揺れる気持ち

頼くんが新歓に行けない代わりに、自宅の鍵を渡すシーンは予想外で面白いと思いました!

「初帆が帰ってくるまで俺は入れないからな」という意図を察した初帆。

初帆への信頼はもちろん、「あまり遅くならないように」と

「俺がいないところで羽目を外しすぎないで」という見えない束縛が込められているようで、頼くんの感情の深さが表れていました。

初帆が「人ん家の鍵持ってるって妙な緊張感があるな…」と感じ、

さらに頼くんが新歓に来ないことを「調子乗ってる?」と少し気にしてしまうあたり、

初帆ちゃんの心の中にも頼くんの存在が大きく残っていることが伝わってきて、

胸が熱くなりました。

タイムリープごっこ

終盤の帰り道のシーンは、この第3話のハイライトですね!

初帆が、かつては頼くんのスキンシップが塩対応だったことを覚えている一方で、

頼くんは「手繋ぎたい」と素直に伝える。そして「ごめん」と謝る。

過去の頼くんと今の頼くんのギャップが、初帆の気持ちを揺さぶります。

「タイムリープごっこ」と称して、「次はほんとにする」と言ったキスではなく、「手繋ぎ」を求める頼くんの優しさ。

過去をなぞりながらも、過去の失敗(初帆を傷つけたこと)を踏まえて、

今度は焦らず、初帆が自発的に気持ちを向けてくれるのを待つという、頼くんの決意も感じられました。

「次の角まで」と言ったのに、アパートのドアの前まで手を繋いでいたというラストは、

まさに初帆の「自分の気持ちがわからない」という状態を象徴しています。

そして、最後の「上がってかない?」でまた積極的な頼くん…!

まとめ・次回予告

中学の時に頼くんがあまり手を繋ぎたがらなかった理由はまだはっきりとしてません。

ラストで頼くんが「話し足りない」って部屋に誘ってくれるところで終わりました。初帆がなんて返事をしたのか。今のところ反抗期な初帆が自分から入るとは思いませんが、もし上がったとしたら二人の距離はかなり縮みそうです!

気になる方はぜひ読んでみてください!

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