【メディア化】『うるわしの宵の月』|見どころを徹底解剖!

『うるわしの宵の月』|基本情報とあらすじ

高身長、端正な男顔、やや低めの声。その圧倒的なイケメンぶりから、女子生徒たちに「王子」と呼ばれている女子高生・滝口宵

周りから勝手に理想の「王子像」を押し付けられ、ヒロインになれない自分にどこかもやもやした気持ちを抱えていました。

そんなある日、宵はもう一人の「王子」と噂される先輩・市村琥珀と最悪な形で出会います。

初対面で宵を男だと勘違いし、ぶしつけに距離を詰めてくる市村先輩にイラ立ちを隠せない宵。

しかし、その日の夜、コンビニでのトラブルをきっかけに2人は急接近することに

周囲から「かっこいい王子」としてしか見られてこなかった宵に対し、市村先輩は思いがけない言葉を投げかけ、あろうことか彼女を「お姫様抱っこ」して……!?

「王子(♀)」×「王子(♂)」

不器用で人見知りな女子高生が、掴みどころのない先輩に振り回される、新感覚の “ともに美しい” 恋が幕を開けます。

タイトルうるわしの宵の月
(Uruwashinoyoinotsuki)
作者やまもり三香
(Yamamori Mika)
ジャンル少女漫画
連載/出版社デザート/講談社
初版発行日2020年12月11日
既刊10巻(2026年7月時点)

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『うるわしの宵の月』|見どころ解説

二人の出会いは?

少女漫画において、主人公とヒーローの「最悪な第一印象」は王道ですが、本作は一味違います。

女子から「王子」と崇められる宵が、もう一人の「王子」である市村先輩から「男?」と勘違いされるという、少女漫画の文脈を逆手に取った強烈な出会い方が新鮮です。

©やまもり三香『うるわしの宵の月』第1巻1話より

お互いに学校で「型にはまった王子像」を向けられている二人が、偶然のハプニングで最悪の出会いを果たす瞬間のピリッとした空気感は見逃せません。

ヒーローだった宵が、初めて「ヒロイン」にされる瞬間

これまでの人生で、周囲の女子を守る「ヒーロー・王子」のポジションしか与えられてこなかった宵。

そんな彼女を、市村先輩は「カッコいい宵ちゃん」として認めつつも、「美人」「お姫様扱いはされたことないの?」と、一人の女の子として容赦なく踏み込んできます。

コンビニの修羅場で見せた宵の「ヒーローらしさ」に市村先輩がときめき、お返しとばかりに宵を「お姫様抱っこ」してヒロインの枠に引きずり込む――

©やまもり三香『うるわしの宵の月』第1巻1話より

この立場が目まぐるしく入れ替わる出会いの夜は、宵の心が初めて揺れ動く最大の見どころです

「勝手なイメージ」を脱ぎ捨てていく関係性の始まり

周りから「王子だから」と一線を引かれ、本当の自分を見てもらえなかった宵。

対する市村先輩も、大富豪の噂や「王子」という肩書きで、どこかヤカラっぽい素の顔を隠しています。

この出会いは、「周囲が作った王子像」ではなく、「生身の相手」をちゃんと見つめ合う関係の始まりを予感させます

学校で「宵ちゃんのこと気になってるし」とストレートに踏み込んでくる1話のラストシーンは、二人の距離がここからどう変化していくのか期待が膨らむポイントです。

©やまもり三香『うるわしの宵の月』第1巻1話より

「お試し」付き合いがスタート

「みんなに言ってる安い言葉に騙されない」と警戒する宵ちゃんと、そんな彼女の壁をひょいと飛び越えて懐に入ってくる琥珀先輩。

他人の視線や自分の殻に縛られていた二人が、一歩ずつお互いの「素」を知っていくことで、物語は急加速!

なんと「お試しで付き合う」という驚きの展開へ突入することになります。

一見、相容れないツンデレな宵ちゃんと肉食な琥珀先輩が、どのようにして「本物の恋人」になっていくのか、ぜひ実際に読んでみて下さい!

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