【第16話】『頼くんとよりを戻すわけには!』|まさかの急展開!

この漫画はこんな方におすすめ!

ヒロインが一途に溺愛されるストーリーが好きな方

ちょっと残念なイケメンが好きな方

ギャグ要素多めが好きな方

©旗谷澄生『頼くんとヨリを戻すわけには!』/講談社

大学合格を機に上京した初帆

隣の部屋に住んでいたのは、過去に気まずい別れ方をした唯一の元彼・頼だった!?

難あり(!?)な彼から猛烈なアプローチが始まる!

\ 第3巻 2026年6月12日 発売 /

今日は待ちに待った大学の学祭当日!

映研のケバブ屋台は立地の悪さで大苦戦しますが、会長の提案で頼・初帆・志門の3人がアラビアンなコスプレ衣装を着て呼び込みをすることに。

大盛況となった屋台の合間、頼と初帆は手を繋いで学祭を回り、過去のすれ違いや「高校時代」の記憶についての答え合わせをしていきます。

パズルのピースがはまるように絆を深める2人。

しかし、志門の誕生日でもあるこの日、初帆が手渡した「あるプレゼント」をきっかけに、志門の瞳の奥にこれまでとは違う怪しい光が宿り始めて――。

頼・志門のイケメンコンビのコスプレ姿で大盛況となった屋台。

シフトの合間に、頼と初帆は手をつないで学祭を回ります。 

特に見どころなのは、倉庫でのロマンチックなひととき

初帆が手をぶつけた際、頼は指先にそっとキスを落とし、まるで本当の王子様のような振る舞いを見せます。

頼が着ていたのはアラジンのコスプレ。

アラジンを知らない頼に、初帆は説明します。

「魔法で…王子様のふりするんだよ。そうしないと、王女様と結ばれないから…」

それを聞いた頼は、

「初帆。お試しっていつ終わる?はやく付き合いたい」

自分とアラジンを重ねていたのでしょうか。

指を絡ませたり、首あたりにキスしたりと雄みがあるのにどこか不安そうな頼が切ないです。

頼が「高校時代に一回だけ初帆の学校に会いに行った」という過去の伏線が、ついに回収されます。 

初帆が眼鏡の男子と2人で学校から出てきたところを目撃し、「それ以来行かなかった」と寂しそうに明かす頼。

しかし、それはただの文化祭の買い出し係だったことが判明します。

不安や嫉妬を一人で抱え込んでいた頼の表情を見て、初帆は繋いだ手の方から肩をトンと寄せて寄り添います。

「パズルのピースをはめていくみたいに、気になることを一個ずつ話し合っていけば、今度はうまくいくのかもしれない」

また一つ誤解が解けた2人。

頼の過去の傷や不安をひとつずつ消していこうとする初帆の歩み寄りが胸を打ちます。

初帆から「付き合ってた頃、どんなこと考えてたの?」と聞かれた際、頼は初帆を強く抱きしめながら「ダサいからやだ」とぽつり。

中学時代、初帆から「カッコよくて優しいところが好き」と言われていた頼。

自分に自信がなく、本当は初帆を好きすぎて余裕がなかったことや、不器用でカッコ悪い自分を知られたくないという頼のプライドと必死さが覗く、切なくも可愛い名場面です。

16話最大のハイライトは、ラストの志門の急変です。

誕生日を迎えた志門に、初帆は15話で読んだ漫画に出てきた「バク」の手作りキーホルダーをプレゼントします。

二人だけの秘密を共有し、「バク好きなの?」と無邪気に聞く初帆に対し、志門はすっと表情を消して顔を寄せます。

「そうだね。好きなのかもしれない」

そして

「…べつにいいよね?まだ『お試し』だもんね?」

と、悪役コスプレも相まってどこか闇のある笑みを浮かべる志門のこの発言! 

15話で自分の「心(漫画)」を受け止めて涙してくれた初帆に対し、志門の中で明確な恋心と執着が芽生えた瞬間でした。

頼の「お試しを早く終わらせたい」という焦りと、志門の「お試し期間を利用した割り込み」が交差し、三角関係が本格的に加速します!

この展開は激アツ!!!

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