【第13話】『おしえて執事くん』|花柳とバースデーデート

この記事はこんな方におすすめです!

敬語とタメ口のギャップが好きな方

身分違いの恋が好きな方

©眞生みち『おしえて執事くん』/講談社

一途なお嬢様×クール執事の主従ラブコメ!

執事・花柳に長年まっすぐに想いを伝え続けるお嬢様・綺香だけど、いつも流されてしまう。

そんな時、パーティーで男性と話していたら花柳が…!?

\ 第3巻 2026年8月12日 発売 /

HMV&BOOKS online 1号店
¥594 (2026/08/07 10:12時点 | 楽天市場調べ)

『おしえて執事くん』第13話|あらすじ

花柳の22歳の誕生日。綺香は念願のバースデーデートへと連れ出します。

屋敷の使用人たちの粋な計らいにより、普段のスーツ姿からお揃いの私服へと着替えさせられた花柳。

仕事モードを崩さない彼に対し、綺香は思い出の遊園地で何とか笑顔を引き出そうと奮闘します。

賑やかな園内で過ごすうちに、少しずつ距離を縮めていく二人。

しかし、楽しい時間の裏で、花柳は誰にも言えない「ある決意」と「切ない事実」を胸に抱えていました。

夕闇が迫る遊園地で、二人の想いが交錯する特別な夜が始まります⎯⎯。

冒頭、いつも通り仕事用のスーツで現れた花柳に対し、門屋をはじめとする屋敷の使用人たちが一致団結!

「見るからにご令嬢と使用人でお目立ちになってしまう」という名目のもと、花柳に私服をプレゼントし、無理矢理着替えさせます。

結果として実現した綺香の憧れの「シミラールック」

裏で「善一郎は気が抜けないから」とやれやれと親のように見守る門屋。

鳳堂家の使用人はみんなあたたかいのよ。

「花柳の無表情を崩したい」とムキになってコーヒーカップを回す綺香。

酔いそうになった花柳が「やめてください」と困り顔で綺香の手に手を重ね、さらに「もう髪もボサボサじゃないですか」とふっと目を細めて笑いながら髪を直してくれます

めったに見られない花柳の柔らかい本心の笑顔に、こっちも心の中ではきゃーーと興奮しちゃってニヤニヤしてしまいます。

カフェでサプライズバースデーケーキでお祝いされた際、ツーショットを嫌がるはずの花柳が「……お願いします」と写真撮影を承諾。

初めてのツーショだからか、緊張で硬い綺香と、相変わらず無表情な花柳という、映えとは程遠いぎこちない一枚。

しかし、「どんな綺麗に写った写真よりも、この一枚が一番嬉しい」と噛みしめる綺香の純粋な愛しさが胸を打ちます。

混雑する夜の園内で人とぶつかりそうになった綺香の手を、花柳が「こっち」と咄嗟に握り引き寄せます。

思わず出たタメ口にハッと口を押さえ、気まずそうにしながらも「はぐれないように」と繋いだまま歩き出す花柳。

執事としての距離を保とうとしてるんだろうけど、今更なんだよなあ。

ベンチで手編みの手袋をプレゼントする綺香に対し、花柳は「受け取れません。婚約者がいる立場だとお忘れですか」と冷たく拒絶します。

それは、花柳に届いたあるメッセージを読んだことで、これが「最初で最後のデートになるかもしれない」と悟った花柳が、諦める覚悟を持って言った言葉。

執事として、仕事としてなら綺香と一緒にいることが許されないかと希望を持ってしまった、綺香が楽しんでいることが楽しかった。

その花柳の本音がとても切なくて、どんだけ綺香のことを手の届かない存在だと思ってたんだろうと寂しい気持ちが溢れました。

察した綺香は不意に花柳にキスを仕掛けますが、その時わざとバースデーステッカーで直接触れるのを防ぎます。

「また未遂だけど、ファーストキスの思い出にする」と涙を堪えて笑う綺香が切ない…。

手を伸ばしたくても自分の立場ゆえに伸ばせない花柳の「誰よりも期待を抱えているのは自分の方」という切ない独白、そして帰りの電車でそっと綺香に頭を寄せる姿に涙腺が崩壊します。

どうしてこの2人はこうなってしまうんだろう。幸せになってほしい。

感動のデートも束の間。鳳堂邸に謎の男の子が訪問――。

そして花柳のスマホに届いていた伊純からのメッセージは、「今月末の土曜日に九條院家と鳳堂家の顔合わせが行われる」という非情な通知でした。

いよいよ避けては通れない「政略結婚」の現実が迫る中、次回への緊張感が最高潮に達する神回です!

タイトルとURLをコピーしました