【第4話】『天使の顔で堕としにくるな』|意識してしまい距離をとる雛子に玉緒は…

『天使の顔で堕としにくるな』はこんな方におすすめ!

可愛いけどちょっと意地悪なギャップ男子が好きな方

ヒロインが一途に強引に迫られる展開がお好きな方

自分磨きを頑張っている方

©鳩さわこ『天使の顔で堕としにくるな』/講談社

人気アパレル店員×可愛い系男子

仕事のために始めたカップルアカのはずが、この恋、演技じゃいられない…!

前回の遊園地で玉緒から「仕事抜きで一緒にいたい」と言われ、パニックのまま帰宅してしまった雛子。

弟から「仕事って線引きしてる時点で意識してる」と図星を突かれますが、恋愛に現を抜かして努力を怠るのが怖く、必死で「ただのビジネスパートナー」と言い聞かせます。

後日、職場ではカップルアカウント(たまひな)効果で売り上げが過去最高を記録!

お店は大盛況ですが、玉緒を意識しすぎる雛子はまともに彼の顔を見られず、ぎこちない態度をとってしまいます。

そんな雛子の違和感に気づいた玉緒は、仕事終わりに彼女を引き止め、「やっぱり俺じゃダメですか?」と不安げな表情で本音を迫るのでした。

割り切りたい雛子と、距離を詰めてくる玉緒。交錯する気持ちの中で、物語は思わぬ方向へ――。

遊園地での一件以来、玉緒と距離を置こうとする雛子ですが、手を繋いでの写真撮影や至近距離での会話に心臓が持ちません。

仕事終わりに逃げようとする雛子の手を掴み、「僕のこと避けてませんか?」「やっぱりひなこさんの隣は…俺じゃ…ダメなんですか?」と捨て犬のような瞳で迫るあざとい玉緒。あざたま。

2人の気まずい雰囲気の最中、無断で隠し撮りをしてきた女子高生ファンが現れます。

お店のイメージを気にして注意できない雛子に対し、玉緒はすっと前に立ち、持ち前の天性のあざとさ(顔面パワー)でファンをキュンキュンさせながら、「僕、顔隠れちゃってるから消すね?」とナチュラルに隠し撮り写真を削除! 

ファンサをしながら問題を解決し、最後は一緒に写真を撮ってお店のファンにしてしまう神対応は、玉緒の優秀さと頼もしさが光ります。

隠し撮りを解決してくれた玉緒は、雛子の顔を優しく包み込み「さっきのひなこさんの表情は誰にも見られたくなかった。俺だけの可愛いひなこさんだったから」と甘い言葉を注ぎます。

さらに、ダサい自分を卑下する雛子に「どんなひなこさんもひなこさんじゃん」と全肯定。

しかし、雛子にとって「努力しなくてもいい」と甘やかされることは、努力で作り上げた「ひなこちゃん」が崩れてしまう恐怖でもありました。

「玉緒くんを好きになったら、頑張るのをやめてしまいそうで怖い」という、雛子の切実な美意識と葛藤が気持ちを認める邪魔をしているんですね…。

どんなに可愛くなっても、また昔に戻ることの恐怖や、根底にあるダサい自分が好きになれない気持ちに共感です。

甘い雰囲気が最高潮に達したその瞬間、玉緒の口から衝撃の一言が飛び出します。

照れて怒る雛子の顔を見て、愛おしそうに微笑みながら投げかけられた「そうやって照れるとちょっと怒ったような顔になるの、変わってないですよね、昔と」のセリフ。

これまで「最近入社したファン」だと思っていた玉緒が、実は過去のダサかった頃の雛子を知っている(あるいは接点があった)ことを雛子に伝える最大の見どころ!

なぜ玉緒は雛子の前に現れたのか? なぜあれほどまでに「ひなこの全て(ダサい姿含め)」を愛し、追いつめ、執着するのか? 2人の過去の因縁が明かされる今後が楽しみです!

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